最近、留学生から特に多いお問合せに対して就職部で回答していることを紹介します。かつて就職氷河期であれば、優秀な学生であっても就職が決まらないという状況でしたが、今は優秀な学生はすぐに複数社から内定を獲得し、そうでない学生はなかなか内定がもらえないという状況です。

つまり今のような売り手市場のほうが、就職が決まる学生と決まらない学生の差が顕著にみられます。

この差はどうして生まれるのでしょう。
我々の支援を通じて感じることは「スキルのある人」「企業が求めている人物像を理解している人」は引く手数多であるということです。

TESでは、就職決まる学生に皆さんがなるように、「アピールできるスキル」を身につけることを早いうちから指導しています。英語力ではTOEICで700点獲得、留学生の方であれば日本語能力検定2級以上取得といった企業の採用担当者に直接アピールできる資格です。

次に「企業が求めている人物像を理解する」ために企業訪問や説明会に行ったときに、採用担当者が特に強調したポイントを整理するようにいっしょに会社案内を見ながら反省点などを振り返る作業をしています。

当たり前のことのように思われがちですが、Back to the basic!で、何事も基本をしっかりと押さえておくことが大切だということを、心がけて指導しています。