2009年卒業生 梅田薫さんにインタビュー
2009年卒業生 梅田薫さん アークビジネスサーチ勤務
このたび、TESでは、2009年に卒業して翻訳会社「アークビジネスサーチ」で翻訳者(英日・日英)として活躍している 梅田薫さんからお話しを伺うことができましたので、皆さんにご紹介したいと思います。
A1:現在取り組んでいる翻訳は、金融関係の企業調査のレポートです。実務翻訳は本当に難しい。「できない」は通用しないのがプロの世界です。でも、だからこそやりがいはあります。正確に翻訳し、仕事を完成する喜びを実感しています。また翻訳という仕事柄、いつも納期との戦いです。
Q2:就職活動はいつ始めましたか。A2:TESを卒業する直前に『就活』を始めました。在学中は、英語の勉強や資格取得に重点を置いていたため、『就活』のスタートは遅かったと言えるでしょう。ハローワークへも何度も行きましたが、『英語を活かす』という仕事内容は譲れなかったため、時間がかかりました。面接も20社くらい受けました。最終的には、インターネットの求人サイトで翻訳のトライアルを数社受けました。採用の決めてになったのは、在学中、英検1級、TOEIC900点以上を取得していたことだったと思います。実際、勉強を通して身に着けた語彙や表現力は実務で活かされています。
Q3:就職活動について何かアドバイスをお願いします。A3:英語の資格を取得して『就活』に臨むことをお勧めします。特に翻訳や通訳の仕事に就くには、第三者に自分の英語力を証明しなければなりません。実力がたとえあっても、履歴書に書ける資格がなければ、面接までたどりつかないかもしれません。
あとは英語と日本語両方の履歴書を多数用意するといいでしょう。TESに入学する前に、1年間PCのスキルも身に着けました。
Q4:最後にTESで印象に残ったことをお願いします。A4:色々な人と会えたことです。学生だけでなく教師の出身国もさまざまでしたから、文化交流が日常的にでき、国際的な感覚を養うことができました。『専門士』を取得したので、将来的には、この学位を大学編入に生かしたいと思っています。