お盆休みの直前、1年生の女子学生から「職業適性テストをやってみたい」と連絡を受けました。

TESでは希望者に対して独立行政法人　労働政策・研修機構が作成した「職業レディネステスト」の受検をお勧めしていますが、学期中は授業や試験勉強などのためにまとまった時間がとれないということで、夏休みのような時間に余裕のある時に落ち着いて受けてみたいと思い立ったようです。

1時間後に出てきた結果を見て、読み取れたことは、「決められたルールに基づいて正確に業務をこなすことではなく、リーダーシップを発揮してプロジェクトをやり遂げていくような仕事が合っている」というものでした。

「何となく、そんな感じかなと思っていた」と自分で認識していたということですが、改めて客観的なデータから自分の適性を確認して、「これでどんな風に、仕事を探していけばいいかわかった」とすっきりした表情で答えてくれました。

「よくわからないけど、たぶん自分はこの仕事をやってみたいんじゃないかなぁ」とあいまいな気持ちで就活に臨んでも、何万人もの学生を面接してきた面接官の前では「自分のことがよくわかっていない」と、すぐに自己分析の甘さを見破られてしまいます。

『「企業研究の前に、「自分の適性は何か」をしっかりわかることが大切』ということをよく理解して、納得できる就活ができるようにサポートしていきます。