アメリカで訴訟事務業務をしていた頃(昭和時代)ですが、法廷で判事はコンピュータを使用し、弁護士もノートPCを持ち込んで公判をしていました。アメリカでは大量のドキュメントはSGML形式でデータベース化され、法律の世界は既にIT化されていました。裁判の速記録も非常に短時間で当事者は入手できました。ところが日本の裁判所は紙が主流で、すべてが非効率的でした。これからはすべてのドキュメントは電子化される時代になると確信し(今日、企業はeDiscoveryに対応できるストレージを構築している)、コンピュータ/データベースの勉強を始めました。ちょうど、アップルがMacの発売を開始した頃です。